「美しい」を定義する前に世界が美しいものであふれて困る

わあ好き!と思った事を書き殴るための場所です。書いた私も「正しさ」は信じていません。

映画館Endless SHOCK感想(ネタバレあり)

Endless SHOCKを映画館で観ました。とても良かったので感想を書きました。内容に触れた感想です。ネタバレめっちゃしてます。

もしSHOCK未視聴の方がこの記事を開いてしまっていたら、この2点だけ覚えて帰ってください。

  1.  SHOCKの映画は2月18日までです!!!今しかない!ちょっとでも行きたいならこの機会を逃さないで!!!
  2. 映画はチケットが取れるんです!こんなに倍率が低くて値段が安いEndless SHOCK見たことない!劇場で生で見たいのはとてもよくわかるけどSHOCKというものに触れてみたいのならこの機会を逃さないで!!!

 

以上です。ここでこのページを閉じてぜひ映画館へ。(もちろん行きたくても職務などで行けない人もいると思います、本当にお疲れ様です。円盤化を願いましょう…!)

 

 

 

この先の文章は私が SHOCK 20th の感想を忘れないために書いたものですが、あえてブログに書いた理由として「一度 SHOCKを見た人に、もう一度映画館に観に行きたくなってほしい!」というのもかなりあります。

「あれ?そんなところあった?」と思ったらぜひご自分の目で確認しに、もう一度映画館へ行ってください!(宣伝)(タツヤも5回行って欲しいって言ってたし)

 

 

 

 

では感想です。映画の帰りに思い出したままに書いたので、ストーリーの時系列と全然合っていませんがご了承ください。

口調が荒い部分もありますがタツヤに免じて見過ごしてください。(タツヤこんな時だけ頼ってごめん)

ではどうぞ。

 

 


・最初の登場のショーみたいなところでリカをエスコートするタツヤの顔が甘すぎる。あれの時系列ってどこですか?光一さんも「堂本光一です」って名乗ってるし、リアルの世界?だとすると、上田竜也梅田彩佳ちゃんをエスコートする時はあの表情なん???いい男すぎる(いきなりタツヤの感想ですが筆者は光一さんのファンをやっております)

 


・夜の海とdead or aliveの振り付けがちょっと被ってることに今日気づいた。足をカクッてするやつ。よくある振り付けなのかもしれないけど、もし意図的ならそれはデドオアが悪夢な生死の境目で、夜の海が覚悟を決めた生死の境目だから?うおおおお堂本光一、なんて演出をするんだ。

 


・ SHOCK複数回見て初めて気づいたんですがコウイチ、リカのこと大好きじゃん…「コウイチは不器用」ということを念頭に置いて見るとぽろぽろこぼれてるけど、初見じゃわからねえって、これは… (口が悪いけど心からそう思う) コウイチは超シャイなので、相手から自分への感情が放出されてる時は自分の感情を殺して理性だけでしゃべるんだけど、相手の感情が自分に向いてない時はめっちゃ自分の感情出てますね。死後の「後ろから抱きつくのも大歓迎」とか仲間が来てもリカを無理矢理引き剥がさないところとかお前はお前はお前は……!!!!満更でもないくせに…!!!まじでタツヤにひき肉にされるぞ!!

 


・パンフレットやばい。これがないと完全版じゃない。理解が深い人は見るだけでわかるのかもしれないけど、私はパンフレット読んで初めて合点がいった。特に、大劇場にためらう理由Japanesqueで本物の刀を見た時の感情の変化。めちゃくちゃショーのことしか考えてないじゃんコウイチ!と思ってたけど「エンターテイメントでの生き方しか知らない」コウイチにとって「ショー」=仲間の人生なんだね。だから、仲間を守ること=ショーを成功させることなんだね。コウイチはエンターテイメントに関しては視野が広いから、自分の行動や決断がショーの出来を左右しうることは知ってる。だから、仲間を大切に思うゆえにショーに関して完璧主義なんです。でも、コウイチという人間が直接の人間関係で与える影響の大きさはわかってくれないので「俺はあいつらにどう思われたっていい、それであいつらが上を目指せるのなら」とか言ってしまうんだけど泣

 


・そうそう、パンフレットのキャラクター紹介ページは演者本人が書いてるんだと思うんですが、光一さんと上田くんで言ってることが寸分違わず同じ世界のことで感動しました。2人でコウイチとタツヤについて何度も話し合わせてイメージをすり合わせてくれたんだろうなあ。逆に梅ちゃんは光一さんが絶対書かなさそうなこと書いててコウイチがリカを把握しきれてない感じとリンクしてて良かったです。そもそもパンフレット880円でビビった。KinKi Kids関連の公式の活字が3桁で売ってるなんて…非公式ディズニーグッズ見つけた時みたいな価格設定のバグを感じた。パンフレット安すぎ…内容が薄いわけじゃないのに…むしろトリビアもめちゃくちゃ載ってる。このトリビアが良すぎたのでSHOCK見る人はまじで読んで。見る目が変わる。堂本光一への畏れが増すので是非。

 


・悪夢のシーンのメイクといいライトといい本当に美しい。あの瞳に睨まれたい。抱いて(自制して)

 


・本物の刀が来た時、コウイチの表情からして渡された瞬間にそれがタツヤの仕業だと分かっていて(タツヤがすり替えを告白したシーンでもコウイチだけ驚いていない)、自分はタツヤに殺されたと分かっているのに、蘇ってすぐに「タツヤは?」と聞き、タツヤにたくさん話しかけ、自分の死は一貫して「事故」と言う。コウイチ、タツヤのことめちゃくちゃ大事に思ってるじゃん…。タツヤが「すり替えも俺がやったんだ」と告白してもなお、自分の死を「事故」と言うんですよ。「殺された」とか「事件」とは絶対に言わない。絶対にタツヤのせいにしない、タツヤを責めない。それはタツヤにはカンパニーでのこれからがあるからであり、タツヤが1人でその罪に苦しみ償い続けてきたことをコウイチはショーマンとして、幼なじみとしてわかりすぎるくらいわかっていたから。対応を間違えたのはコウイチ自身であり、自分の責任も十分にあると分かっていたから。なんということ…

 


・continueでの、タツヤにあのカンパニーを託したアイコンタクトが好きすぎて泣いてしまう。少なくとも映画では、あのシーンでコウイチとアイコンタクトするのはタツヤだけなんですよね。タツヤが弔ったタイミングでコウイチは成仏するなんて、コウイチはタツヤのことめちゃくちゃ大事に思ってるじゃん…!

 


・I say yes、2回ともコウイチめちゃくちゃ可愛かったです。ウインクしてる?(望みすぎた故の私の幻覚だったかもしれない)あのかわいい表情がスクリーンにバーンと映るのを毎回心待ちにしてます。

 


・最後のショーの前のONE DAY、コウイチが「喜びも憂い事も」の「喜びも」でタツヤ見るの反則じゃん。絶対「憂い事も」で見ると思うじゃん。コウイチにとってタツヤは喜びなんだよ?泣く。刀のすり替えも直接コウイチを斬ったのもタツヤなのに。それでもタツヤのこと「喜び」だと思ってるのか…号泣。

 


・冒頭のフライング!!!!!!コウイチが映画館上空を飛び回ってた!私の上に!コウイチが来たの!いたの!私の上に!!いたのいたの!!!音響室でニヤニヤしながらミックスしてる光一さんが浮かんでしまった。本当にあれは私の上を舞ってた。映画館の音響すご…

 

 

・音響といえば、ダンス中の手拍子がバラバラのスピーカーから聞こえてきたり、ショーにマスコミが押しかけてくるときショー側の音はスクリーン側から、マスコミの音や拍手は客席側から聞こえてきたの感動した…。 SHOCKの世界に没入した瞬間だった。光一さんにとって我々はSHOCKの世界のショーのお客さんなんだ、と思った。帝劇の頃からあのカンパニーのショーの一部であるラダーフライングで2回席まできてたし、やっぱり我々観客は「コウイチやタツヤが出るショーの客」なんだなあ。我々の存在すらSHOCKを成り立たせるパーツにされていること、我々の存在込みで演出していること、本当にゾクゾクする。超楽しい。

 


・和装の梅ちゃんが和傘を傾けて顔に影がかからなくなる瞬間でパァァン!!って引くのまじで女心わかってなさすぎて笑ってしまった。1番綺麗に見える時を!!映してやれよ!!!!!!!!影かかってあんまり映えないところこそ引きでいいだろ!!!!!

 

 

・他の人のレポ見て気づいたけど、タツヤのパフォーマンスは顔のアップ多かったのにコウイチソロ曲は顔のアップあんまりなくて、マジで自分の顔の需要わかってない…泣と思った。1番の売りを削ぎ落としてどうするよ。まあ、2番と3番を足したら1番を余裕で凌ぐような接戦の売りが100番ぐらいまで続いてるので1番を削ぎ落としてもほぼ無傷なんですが…。

 


・感情移入の仕方は人それぞれだと思いますが、オーナーの「コウイチ、1人で抱え込まないで」のセリフだけは客席全員がオーナーに感情移入してる確信がある。あんなクレジット見たら誰だってそう思いますって。

 


・映画2回見てクレジット見て思ったんですが、堂本光一って歌えて、踊れて、芝居ができて、笑いも取れて、顔がえらく良くて、骨格が美しくて、筋肉があって、体力があって、作詞できて、作曲できて、脚本書けて、構成できて、演出できて、照明もできるの??もうそんなん1人ミュージカルじゃん…!

1人ミュージカルなのに加えて人材育成もできて映像編集もできるとかどんだけ手広いの。凄すぎる…。

 


タツヤの表情がとても良かった。夜の海まではあんなに張り詰めた顔してたのに、大桜以降は何かを乗り越えた綺麗な笑顔を見せてて、すごく合点が行った。なるほど、3年でその変化を…そして3年の月日を理解して完璧に表情だけで演じてみせる上田竜也、流石すぎる。

 


・はっ、孤児設定ならもしかしてコウイチの名字はドウモト説あるんですか??Japanesqueでコウイチが死ななければブロードウェイでコウイチとツヨシが出会う激アツ展開もあったかもしれない…?孤児ゆえに名字が伏せられていることでこんなに夢が広がるなんて。

(これは妄想なんですが、Japanesqueでコウイチが斬られずにオンで大成功した場合、違うオフの劇場で育てられた孤児で上り詰めた歌手ツヨシと出会ってタッグを組みショーを一つ成功させ(タツヤとツヨシがわかり合うまで一悶着あり)るが、孤児ゆえに分からなかった2人の名字が同じことが後に判明し、コウイチは兄弟かもしれないツヨシと今後もタッグを組むか、育ったカンパニーに居続けるかで悩み…というストーリーとか、どうですか?)

 


・劇中では憧れと愛と憎しみでズブズブでお互いに命令文しか喋れないタツヤとコウイチですが、中の人は先輩後輩を保ちつつタメ語でキャッキャ喋ってるなんて誰が想像できるでしょうか。

 


・「絶望して死ねえええぇぇ!」は「必ず生きて帰れええぇぇ!」と対比だと思うんですが「絶望して死ね!」ではタツヤは死ねず、「必ず生きて帰れ」で光一は斬られるっていう…悪魔の予言ツートップ…

 


・Endless SHOCKの世界ではビバリーオーナーに育てられたコウイチで、私たちが生きるリアルの世界ではジャニー喜多川に育てられた堂本光一(生涯の相方として堂本剛)なんですが、これを贅沢と言わずなんと言う。ありがとう世界。

 

 

 

 

Endless SHOCKは、美しさと迫力ととんでもない技術と圧倒的なオーラと極上の煌めきが詰まった舞台です…!全人類見て欲しい。

映画館で観るEndless SHOCKも劇場とは一味違う素晴らしい作品になっています!映画館 SHOCKを見ることができて本当によかった!

光一さん率いる SHOCKカンパニーの皆さん、こんなに素敵な作品をありがとうございます。

 

eternalの舞台も開幕しましたが、どうかお身体に気をつけて、最後まで駆け抜けてください!!

 

 

 

 

お読みいただきありがとうございました!!