「美しい」を定義する前に世界が美しいものであふれて困る

わあ好き!と思った事を書き殴るための場所です。書いた私も「正しさ」は信じていません。

ENDRECHERIという古代魚と一緒に海を泳いできた話  〜ENDRECHERI TSUYOSHI DOMOTO 感想〜

ENDRECHERI 8月21日17:30公演@舞浜アンフィシアター

に行ってきました。その感想です。

ネタバレありです。わたしの感想が主です。よろしくお願いします。

 

 

 

へい!!!初ケリーだよ!!

初めてENDRECHERIに会ってきた感想を書きます。

 


前に244minを見た時に「今度は生でENDRECHERIを体感してみたい」と書いたけどこんなに早く実現するなんて!!夢って叶うんだわ!!!(ディズニープリンセスボイス)

インスタストーリーでお見かけする感じの外見と皆様のレポを読む限り、爆イケセクシーオーラ百万点のケリー様が待ってる美しく神秘的なマーメイドラグーンシアターに行く感じ?貝殻の椅子に座るアリエルがみんなの前を歌い踊る感じ?で合ってる??(合ってるわけない)

 


着席。

ちっか!!!!今まで東京ドームと横アリしか行ったことなかった私、ステージの近さにびびる。2階席最後列あたりだったんですがそれでもドームで言うとアリーナじゃない?ってくらいの近さ。やばい、耐えられる気がしない。堂本剛オーラに圧倒される。だって今ステージに誰もいないのに「堂本剛の気配」にすでに負けそうになってる。

劇場に入ってマーメイドラグーンシアターだと確信。形がそうだもん。さすが同じ会社が作ってるだけある…(アンフィはディズニーの建物です)

 

アホみたいな角度でアンフィの写真を撮ってしまったのは私です。

f:id:poiuytrewqzx:20210822115744j:image

 

(夜に撮り直した)

f:id:poiuytrewqzx:20210822115749j:image

 

というかケリー現場の男性の方のイケメン率何事ですか!?マジでイケメンしかおらん…私のタイプがケリーを見にくるような層に一致しているだけでしょうか…?皆様優しそうでカッコよくてびっくりしました。

 


私は今回ペンラ参戦できなかったのですが、始まるまで会場の至る所から「ぴゅーん」「ぴゅーんぴゅーん」と聞こえてきて(多分設定中)めちゃくちゃ微笑ましかったです。

皆様マナーが良すぎる。開演前のお話も最小限だし。ちょいちょいペンラの「ぴゅーん」で会話してるお姉さまはいましたが。会場の端と端でぴゅーんの会話成立してるのすごかったな…さすが堂本剛ファン。

 

 

 

 

 

 

というわけで行ってきます!

 

帰還。

行ってきた。やばかった…

マーメイドラグーンシアター、当たらずとも遠からずでした。

 

 


素敵なところがたくさんあったので頑張って書いて行こうと思います。

 

 

 

 

まず。

セトリ良すぎやろ。まず手持ちカードが素晴らしいし並べ方も鬼センス。ワクチン2回目の熱の間にセトリ組んだらしい。副反応中の創造性と生産性エグすぎだろ。2回目の副反応中に生み出したものがあるってだけでめちゃくちゃすごいのにそのクオリティがこんなに良いとは。ゆっくり寝てくれ。でもありがとうめちゃくちゃいいセトリです

 

 

 

Everybody say loveの冒頭のギター鬼カッコよかった。マジでかっこいい。あそこだけはケリー様が霞む。それ程のギターの良さ。CDより長めに(体感ですが)やってくれててほんと感謝感激。

 


202021は「もう愛する人を誰も天に渡したくない」っていう歌だって言ってて泣いた…

私はこの曲は「堂本剛堂本剛に送るラブソング」に感じられて胸がいっぱいになった。歌の後の話で医療従事者の方に感銘を受けて書いたって言ってて、もっと広い意味があるのかもしれないなと思った。もうこれ以上愛を、「あなた」を失くさないために、今を生きるよ。そういう歌なんだ。それをこの、「やっと会えたね」ってタイミングで歌うなんてほんと…ほんと…涙涙

 


愛screamの「愛は深い味がした 恋は甘い味がした」が至言すぎて感動した。ほんとそう。加えて「愛すは甘い」とついているのが天才。愛は深くて恋は甘いけど「愛する」という行為には妖しい甘さがあるんだよね…

 

 

蜜と勃よ。この二曲にはめちゃくちゃ言いたいことがある。まずCHITAAちゃんこの曲のドラムやってくれて…(言葉にならない)(ありがとうとそれ以外の感情が50:50)

蜜は歌詞がど直球だし勃はメロディーがえぐいカッコ良すぎて酔いそうになるけどよく聞くと歌詞…!って感じ。しかもどっちもモニターに歌詞バッチリ映してるんで意図的なんですよね。ふううう…

しかし今の「会えないを耐えていつか」みたいなエッセンスがあるので安易にエロいとか言えない。人間の「んぅあっ」っていうところを全部押し込めて作ったみたいな曲。まあなんというか要するに大好きだということです。

 


高カロリーファンク可愛すぎた。super miracle journey!!!挟んでるのが244minと同じで嬉しくなっちゃった。前回と違うのは、今回は剛くんがトリを持っていたということ。しかも紫に塗られてた。最初はトリ鳴らす時にトリの口元にマイク合わせてあげてて、トリとデュエットしてるみたいで可愛かったんだけど、後半ノってくるにつれて逆にトリをマイクに合わせて傾けてるのめちゃくちゃ面白かったです。トリの頭に血が上るよ。マイクにトリの唾液かけようとしてる?みたいな絵面でした笑笑

いつも手前のターンテーブルみたいなところに歌ってるスイーツ 回しててほんとかわいい。あそこの世界観だけサンリオでした。突然のサンリオ。

んで、このスイーツファンクからセクシーコーナーに行けるのが流石なんだよなあ

 

ペンラの会話好きすぎた。

私の怠惰のせいで当日までにペンラを用意できず手ぶら参戦だったのですが会場の皆様が全て代弁(代ぴゅーん?)してくださる。ここで押したい!と思ったところ全て皆様が押してくださる。ありがとう皆様。

全体的に、お客さんの一体感がすごくてびっくりした。手拍子もハンドサインもみんな一体となってやってる感じがしてすごく楽しかった。本編終わりのsankakuくんとの対話なんて、劇場にでかいペンラ一本あっただけなんじゃないかってくらい「くんくぅーん」揃ってたもの。皆様のそういうところが大好き。今度またケリーさんに会う機会があったら絶対グッズ揃えて行こうっと。そのほうが絶対楽しい。

 


ENDRECHERI名義と堂本剛名義を使い分けてる意味がなんとなくわかった。ENDRECHERIは魚の名前を冠している通り、「人ならざるもの」の象徴なんですよね。多分。

ENDRECHERIの楽曲は「人ならざるもの」の視点から人や社会を歌うんですよね。一旦自分を「人間」から外すことで言えるメッセージを伝えようとしてる。

逆に堂本剛名義の時は「1人の人間として」社会を見て歌っている。

もちろん堂本剛名義でENDRECHERIの曲を歌うこともあるんだけど、そこは堂本剛の天才的な微調整によって、「人」と「人ならざるもの」の両方の視点を持った歌詞を書いているので歌う時にどちらを強く打ち出すかで名義を使い分けてる。天才か。

 

 

剛くんの曲って覚えやすいんですよね。なぜなら曲名をめっちゃ連呼してくれるから。HYBRID FUNK聴いてHYBRID FUNK覚えられないわけないもの。笑

あとアレンジを変えていろんなライブで同じ曲を何度もやってくれるから。聞き覚えのある曲を飽きずに楽しめる。アレンジ力がある故よな…

配信ライブ2回しか見たことないのに今日のセトリほとんどわかったもん。

覚えさせてくれると何がいいかというと、聞き手の手持ちカードが増えるんですよね。ライブを見ていても「この手持ちカードのうちこの局面でこれを切ってきたかー!」という快感につながる。普段の生活でも、例えば何かにもやっとした時、悲しかった時、嬉しかったとき「あの曲を聞こう」って思える。自分が曲を「持っている」から行えるんですよねこれ。

 


どろっどろに濃いファンクをあげるよと言っていたけど意外とスマートでクリアなファンクだったなと。そりゃそうか。粘度を極限まで上げるためには純度を高めておかないととっ散らかっちゃうもんな。ギュッと絞ってその分濃く。そんな印象でした。



音圧!!音圧やばかった。低音バリバリ。バキバキのセトリでこれはずるい。

あと照明。めちゃくちゃ華やかだった。私はずっと「堂本光一の照明は動き、堂本剛の照明は色」説を押してるんですが今回も紛れもなくこれでした。色味が天才すぎて…色使いうますぎて…先月PLAYFUL行かせていただいたので違いがより顕著に感じられる。光一さんが白ライトベースにアクセントで色を使うのに対し、基本剛さんは多色使いなんですよ。デフォルトで3色。ピンクと緑と白とか。ピンクと青と黄色とか。それでちゃんと調和させるんだからすごい。イチゴクリームクレープにピンクと青と黄色のライト当てるとあんなに妖艶になるって誰が想像した??すごすぎ…

 


初めて剛くんを生であんな距離で見たんですが顔ちっさ…顔のパーツのバランス良…どイケメンじゃん…(どイケメンとは)

帰り道にお姉さんが「なんかダダ漏れだったよね今日の剛くん」って言っててそうそれ!ってなりました。

双眼鏡持って行ってみたんですが覗くと視界いっぱいに美しいご尊顔が映るんですよ。無理ですもう。

多分普段より眉毛の輪郭をとってる…?上がり眉の印象が強い感じがした。ほーんとかっこよい。イケメンとイケオジのちょうど真ん中の顔って感じでした。だからどイケメン。(どイケメンの定義あったわ)

 


今回感じたのは、「剛くんはファンクをかなり“まっすぐ”やっているんだなあ」ということでした。

剛くんは普段、ラジオとかでファンクの説明をしてくれる時「普通の音楽と違ってファンクはこうだよ」「ファンクはここが他と違うんだ」と話してくれることが多いので、剛くんにとって「ファンク=変わった音楽・普通じゃない音楽」なのかなあと思っていた。普通じゃないこと、ひねくれたことがしたくてファンクを選んだのかな?って。剛くんはファンクでお客さんを戸惑わせたいのかなぁと思っていた。戸惑わせるためにあれこれやっているのかなと。

でも今日見て、全然そんなことないなと思った。そうじゃない。剛くんは「ファンクがやりたくて」ファンクをやっているんだな。剛くんはファンクが好きで、ファンクで人を喜ばせたくて、ファンクで人を感動させたくて、ファンクで人の心に愛を刻みたくて、それでファンクをやっているんだなと思った。戸惑わせるようなことが多いのは、私たちが戸惑うことで、剛くんのまっすぐな愛を受け取る隙間ができるから。「えっ?」という戸惑いで緩んだ心の一箇所に的確に濃い愛を投げてくれる。私たちを開いてから愛を入れてくれるのだ。私たちが愛を受け取りやすいように。なんて優しい人だ…

あくまでも「戸惑わせること」は手段であって目的じゃないんだな。戸惑わせたい訳じゃなくて、戸惑わせることで愛を受け取ってくれる隙間を作りたい。そういうことなんだよね?剛くん。

おかげで私は全身穴だらけで、その穴全てが剛くんのまっすぐな愛で満たされているよ。ありがとう。

剛くんが選んだ「ファンク」ってこういうことかな?だったらいいな。

剛くんも「その人が感じたものがファンク」と言っていたし、いいのかな。少なくとも私にとって、今日のファンクはこれでした。

 

 


happy me for meeting you!と唱えながら帰りました。だってそうなんだもの。私あなたに会えてこんなに幸せ。剛くんに出会えて、剛くんの音楽に出会えて、ENDRECHERIに出会えて、今日直接あなたに会うことができて、本当に嬉しい。

ありがとう。たくさんの愛と、これからを生きる光をありがとう。

剛くんのこれからも素敵なものになるよう願っているよ。

また会えるといいな。

 

 

 

長文をお読みいただきありがとうございました!