「美しい」を定義する前に世界が美しいものであふれて困る

わあ好き!と思った事を書き殴るための場所です。書いた私も「正しさ」は信じていません。

泣き見惚れてる、大好きよ。

KinKi Kids Partyを見た感想です。

遅ればせながら、初めてpartyを見ました。Topaz Love 初披露のSONGSで少し映った partyの温かい空間が忘れられなくて、コンサートDVDを集めるより先に買ってしまった partyを見ました。

買って良かったです。見ることができて本当によかった。自分が感じたことを残しておきたいと思ったのでブログにしました。

以下、本編のレポ兼感想です。

 

 


光一さんの声からスタート。光一さんの声担の私、大歓喜。ド頭からタイトル間違えてるのいとおしすぎか。剛君いたらぜっったい突っ込まれてたぞ、今の。

「僕からも迷惑をかけてしまって」で泣きそうになった。なんてよくできた人なんだこの人は。

「では、彼を呼びましょう、せーの!」って言ってくれて「剛くーん!」はファンにだけ言わせてくれて光一さんは言わないの、ほんと光一さんて感じがするよう。

 

みんな「「「「「つよしくーーーーん!!!!!」」」」」


スクリーンに剛君(超決めポーズ)登場。


わーーーーーーーーーーい!

!!!!!!!!!ばんざーーーーい!!!!!!

 

 

家で一人で見てるのに、声上げて両手で手を振り返してしまった。雑誌とかで見て、partyの剛くんがどんなビジュアルかも知ってるのに、そこに剛君がいる、それだけで嬉しくて嬉しくて。

2017年の6月からが、剛君にとって、KinKi Kidsにとって、図書委員にとってとてつもなく不安な日々だったからこそ、それを乗り越えて剛くんの姿を見れた喜びがどれほどのものだったか、想像に難くない。リアルタイムで追ってなかった私ですらこんなに感動するんだ。その場にいたらこんなの泣いてしまう。

待ちわびていた剛君の姿が見える。そこに、剛君がいる。剛くんの視線の先には大喜びしているファンがいる。なんてあったかい空間なんだ。良かったね。良かったね…!

そしてビジュアルが素晴らしくいい。私、ロング時代の剛さんのスタイリングでこのpartyの2日目の剛くんがダントツで一番好きなんですけど、光一さんも同じ感覚のようでうれしい。「かっこいいよ」「今日かっこいいね!」「今日いい!」もう全文同意です。剛さん、最初は「あ、そう?」とか言って頑張ってかわそうとしてたけど結局舌ペロしてますからね。照れてるう!!わかるよ、あんなに何の曇りもなく打算もなくまっすぐな「素敵」「大好き」を食らって平常心でいられるわけがないよね、分かるよ。

剛くん「こっちはぜんっぜん暑くないですね」光一さん「ま、そりゃそうだろうね!」でこの日初めて剛くんがふふって笑っちゃうの尊すぎる。相変わらずキンキがキンキしてて微笑ましいのに泣いちゃいそう。

「みんなを心配させないことも君の務めでもあるから」そうだね。光一さん、あなたはなんて優しくて美しい言葉を使うんだ。全ての人の思いを汲んで、誰も傷つけずに全てを包み込んで。

光一さんが一人で音楽番組出たことに対して「ごめんね」ではなく「ありがとう」な剛くん、ほんっとにプロ。「キンキの歌難しいからね?」にあふれてるキンキとしてのプライド、ほんとに最高。

音楽を生業とする者にとって致命傷になりかねない病にかかって先が見えなくて不安で仕方ないのに、それでも「堂本剛」としてのプライドが揺らがないのが本当にかっこいい。

光一さんの「僕はいつも通りハモリを歌うんで皆さんは剛くんのサポートをしてあげてくださいね」にしびれたなあ。あの時ファンがしたかったのは「剛くんを支えること」だってこと、でもあんな状況下でファンが剛くんを実際に支えられることなんてあるわけもなくてやきもきして無力感に落ち込んでたこと、全て見抜かれてるんだもんなあ。

ファンを「母性の海」と表す剛くん。光一さんも「ファンに甘えすぎかもしれない」だなんて。あれだけ背負って抱えて全力で今を生きてくれるあなたたちが何を言っているの。たまたま母性溢れる人がファンに多いわけじゃないよ?あなたたちがこちらの予想をはるかに超えて頑張っている背中を20年も見せてくれたから、ファンはいつだってその背中をそっと支えたくなるんだよ。ファンが母性の海になっているのは、間違いなく二人のこれまでの信頼と実績の結果だよ。

光一さん、めっちゃ足元の剛くんモニターみてしゃべる。愛だね、愛。

「Hey!剛くん元気かい?」を歌うと宣言しつつサビで光一くん普通に「Hey!みんな元気かい?」って歌った時の後ろの剛くんの「こういち忘れとるやん」って顔がたまらん。前日忘れたもんね。二番で「ああ覚えてたんや」みたいな顔してそこからどんどん照れてくの、かわいいが過ぎる。

ダイジェストだから二日分のビジュアル見れるけど、光一さん二日目アイラインちょっと伸ばしたよね!よい!

基本光一さんが回して剛くんに意見とか希望を聞くスタイルだけど、いかんせん光一さんが自由すぎる。映像も「どれ見たい?」って聞くくせに「まずはこれ見ようよ」って言いだす。そしてそれを当たり前のように受け入れる剛。嗚呼、キンキ。これはThanKsコンエピソード0でしょうか。

光一さんが「我々が近くに行くとファンの方こんな感じになってる」って再現してた表情、ボニバの映像見てる時の剛さんと全くおんなじ表情でした。口開けすぎなのは、普段よく見る剛くんの表情に寄せすぎなんですよきっと。

光一さんって、即時的な言語化苦手な気がする。時間かけてはめてきた言葉は完璧にあってるけど、その場で言語化するのはそんなに得意じゃない感じ。まけたらアカンの「剛くんって感じする」とか。私はめちゃくちゃ分かったけども。ちょっとクールで帝王っぽくてファンサもするけど軽くで、でもそのつれない感じがかっこいいみたいなさ。わかるよ、それがアイドル堂本剛だよね。

あんなに笑顔で踊る薔薇と太陽、初めて見た。可愛すぎる。リハしてないって言ってたから、歌詞見て歌ってるんだろうけどおそらくプロンプターの隣に剛くんのモニターがあるんだよね。Pボーン剛見たら嬉しくて笑っちゃうよね。

薔薇と太陽もそうだけど、歌ってって言われたら基本完璧に歌うけどかっこいいシーン来たら歌そっちのけで叫ぶ図書委員さん、ほんとに信頼できる。

 

 

 


ここから、一文字も書けなかった。そこから最後まで、食い入るように見てしまった。

何度、床に崩れ落ちたことか。何度、クッションをたたいたことか。何度、息をのんだことか。何度、全てを忘れて見惚れたことか。

泣き見惚れてる、大好きよ。とはまさにこのこと。

今から二度目を再生しながら書きますね。


突発性難聴に対して光一さん、剛さんが一貫してプロだと思うのは、「僕は今日二人でステージに立ちたかった」「こうならなきゃ良かったのに」という思いをおくびにも出さなかったこと。「ファンの皆さんにとっては二人並んだ姿が一番良かったというのはわかっています」「二人でステージに立つ日を待っていてください」と繰り返していた。ファンのこともKinKi Kidsのこれからのことも、ものすごく考えてくれてて、たくさん言葉を尽くしてくれる一方で、「こうだったら良かったのに」みたいな叶わない願いは一切口にしない。思っていることすら見せない。男前すぎる。

2人はわかってるんだな。ファンがKinKi Kidsの不満や未練なんて聞きたくないこと。でもファンの不満や未練には寄り添って欲しいこと。

この二つを理解して、完璧にやり遂げてくれたから、あんな状況下でもこんなにあったかくて幸せな空間になったんだと思う。

 

伝説の、Tシャツお着替え。まず光一さんの筋肉がやばい。剛くんに目がいかないくらいやばい。着たのはなんと剛くんの写真入りTシャツ。画面越しじゃ寂しかったんだよね。と思ったら剛さんもお着替え。剛さんもムキムキでお腹は光一さんよりもずっと白くてこちらは瀕死。ロン毛光一さんのプリント入りTシャツ見た瞬間、光一さん破顔。これ、お互いどこまで知ってたんだろうか。 剛くんは二人の着替えを把握してて、光一さんは知らなかったのかな?(2人とも知らなかった説が濃厚らしい…凄すぎるな…)

「歌いたい曲があるんだ」と光一さんがいって流れ出す、「ひとりじゃない」(堂本剛ソロ曲)。泣いてしまうじゃないかこんなの。光一さんが歌の前に上目遣いで剛くんに「聴いてて」と。もう、それがすべて。何の曲か分かったときの剛さんの破顔。泣く。Tシャツのプリントポコポコ、剛さんがやりだしたのに、光一さんがやりだすと笑っちゃう剛さんがかわいい。光一さんのおへそきれいすぎて心臓に悪いです。「ひとりじゃない いつも」ほんとだね。それが光一さんが剛くんに伝えたかった事なんだね。

to Heart。痛感した。私は、堂本剛の歌が大好きなんだってこと。剛さんの歌は、人の心に届きすぎるくらいまっすぐ届く力が確かにあるってこと。ほんとに綺麗で美しくて。「どんな遠く離れていても 届くはずさ My heart」「君がいる ただそれだけで壊れるくらい強くなれるよ」異世界に連れて行ってもらったかのような、神秘的で美しい時間だった。

もう君以外愛せない。光一さん「今日自体どうなるかわかんねえんだからどうなるかわかんないことやってみようよ」男前すぎか。もう一生ついてく。剛くんの「これであってんのかなあ?」みたいな笑顔がたまらん。あとピアノの人神過ぎるね!?!?バンドメンバーみんなすごいね!?!?知ってたつもりでいたけどこれは神過ぎる。こんなにしてもらえるなんて、キンキキッズは愛されてるね。「こんなこと今までやったことある人いないと思うよお」その観点を伝えてくれる光一さん大好き。

突発ラブ。復活ラブに近すぎるということで何か変えなきゃというお話。ここからTopaz Loveに持っていくの天才過ぎるだろ。光一さんが1日で作詞した剛さんに向けて言った「よく書けるよなこういうの!お前ほんとは女なんじゃないの?」が「天才過ぎ!!歌詞最高すぎ!!」という意味なのは、図書委員の皆さんなら分かったことだろう。仮の詩で歌ってくれた突発ラブ、ほんとに素敵だった。多分提出した歌詞は「泣き見惚れてる」が入ってたんだけどスケッチブックには書いてなかったみたいで、歌詞つけてなかったと思った剛さんがその場で書き足してくれたんだけど、その言葉が「会いたいよ」なんですよ…。剛くん、そこで本心を言うのは反則だって…。泣くじゃん…。

アニバ。ただでさえ美しくて大好きな曲なのに光一さんがひとりで歌った音楽番組でさらに好きになって、このpartyで大好きになって。Bメロの光一さんのハモリ大好き。この曲の時、二人とも泣きそうになってるように見えた。一生懸命絵を描く剛さん、顔をあげなかったけど眉の感じ、泣かないように目を見張っていたんじゃないかと思う。ラスサビお客さんに投げた光一さん、歌ったら泣いてしまうからだと思う。「君がいるだけで」と歌いながら今隣にいないことに気づいてしまって、さみしくなって会いたくなってしまったのだと思う。剛くんが「大好き」「愛してる」を募らせ、光一さんが「大切だよ」「会いたいよ」を募らせた、美しい一曲だった。

「頑張ろうね、剛くん」「はい」という誓いをファンの前で建ててくれたことがどれほどかっこよくて、どれほど勇気づけられたか。そして本当に尋常じゃないくらいKinKi Kidsのために頑張ってくれている二人にどれだけ感動したことか。

「光一君が本当につらい時は、存分に甘えていただいて大丈夫です」と言った剛くん、光一さんの「ずっとお互いさまでやってきたわけだから」という言葉に本当に救われたんじゃないかなあ。「自分だけが迷惑をかけている」と思っていたのが、「自分は光一の役にも立っていたんだ」と感じられたのではないかと。剛さんは「迷惑なんかじゃないよ」より、「迷惑以上に助けてもらってるから」のほうが染みるタイプだと思うから。

またお会いしましょう!」に滲む覚悟が、私の大好きなKinKi Kidsだった。まだどうなるかわからなかった中、再会を誓ってくれたことがどれだけ心強いか。

 

 

 


個人的な感覚だけど、私にはpartyは

KinKi Kidsの成人式」

に感じられた。


これまでを振り返って、

今まで歩いてここまで来れたことをお祝いして、

ここまで育つことができたことをみんなに感謝して、

これからこうやって生きていくよと未来へ誓いを立てて。

partyで、KinKi Kidsは成人したんだなあと思って、それにもまた感動してしまった。右も左もわからず世に出て、何度も崩れそうになりながら必死に戦い抜いて、何度も何度も支え合って生きてきた2人にこんな日が来たなんて。

なぜKinKi Kidsはこんなに素敵な存在へと成長することができたのか。それは、2人がpartyまでの20年、いや、もっと言えば出会ってからずっと、何があってもお互いへの愛を疑わなかったからだ。お互いへの愛が決して揺らがなかったからだ。

愛ゆえに、すれ違うこともあった。愛ゆえに、相手に腹が立つこともあった。

でも、相手への愛が消えることは、断じてなかった。

2人がpartyという成人式で、いつの映像も振り返れることが、どの映像のときも当時の2人を今の2人が微笑んで見ていることがその証明だ。


私が初めて行ったThanKs 2 YOU コンで、「ここは特別な愛の空間だ」と感じたのは間違っていなかった。ただ、ThanKsだけが特別な愛の空間というわけではなかった。KinKi Kids2人とそのファンがいればどんな場所だってたちまち特別な愛の空間になるのだ。

愛の空間は特別だけれど、稀なことじゃない。20年ずっと、彼らが大切に守ってきた、「いつも」の特別なのだ。

KinKi Kidsは「たまたま今愛し合っている2人」ではない。「これまでずっと愛し合ってきた2人」なのだ。

「最近KinKi Kids仲良いじゃん」ではないのである。そうじゃない。相手を尊重し愛する気持ちを、わかりやすく示したい時もあれば2人にだけわかるように伝えたい時もある、というだけのことだ。2人の間にある愛の絆は、不変だ。

そんな風に20年歩んできたから、こんなに素敵な日を迎えることができたのである。

そして、きっとこれからも、KinKi Kidsはお互い愛し合いながら歩んでくれるはずだ。


私はそんなKinKi Kidsに何度だって、泣き見惚れてしまうのだ。

KinKi Kids、大好きだよ。