「おめでとう」までの軌跡②
ここからは後日思ったことをただひたすら書き連ねています。多少順番は直しましたが読みにくかったらすみません。
私なりの、結論でありこれからの向き合い方です。
①https://poiuytrewqzx.hatenablog.com/entry/2019/11/17/010659
と合わせて読んでいただくとより分かりやすいかと思います。
まずは、嵐みんながコメントを出していないことについて。
他のグループのメンバーの結婚でも、グループみんながコメントを出していなかったらしいので、特に気にしなくて良さそう。
嵐として祝わないのは、嵐にとって何も影響しないから。嵐に何も影響させないから。
コンサートで全く触れなかったというのを聞いて、「嵐の歴史」に結婚を組み込むことはないんだなというのを悟りました。
「今はまだ」触れられないのか、未来永劫触れることはないのか、それはわからないけど。
もしこれからも永遠に触れることなく、むしろ結婚なんてしていないかのように振る舞うなら、嵐は「嵐・二宮和也は結婚していない」世界を選んだのだと思う。
「二宮和也」は結婚したけど、「嵐・二宮和也」は結婚していない。そういうことにしたんじゃないかな。
ご都合主義と言われるかもしれないけど、でもこの無茶苦茶な世界には嵐とファンを救う可能性があるのは確かだ。
二宮くんが、嵐の二宮和也とただの二宮和也を分けているからこそ為せる技だけれど。
二宮くんの結婚に関しては、それが一番良かったんじゃないのかな、と思う。というかそう思いたい。思わせてくれ。もう起こってしまっているのなら、それが最善だと信じさせてくれ。
結婚したらアイドルでなくなってしまう、とは全く思いませんでした。
私は「アイドルであること」と「結婚や恋愛をしていること」は全く別次元の話だと思っているので、
結婚しても二宮くんは二宮くんが「アイドルでありたい」と望む限りアイドルだと思うし、
二宮くんがアイドルである限り私は二宮くんのことが大好きで応援したいと思う。
結婚如きでファンへの姿勢を変える人じゃないでしょう二宮和也は。ねえ?
むしろそこを私は信じたい。結婚自体で担降りとか冷めるとかそういうことはないけど、結婚によってファンを蔑ろにしたりファンとの接し方が変わってしまったりしたら、私は即座に身を引くと思う。まあなってみないとわからないけど。というか私の見てきた二宮和也はそんなことしないと思うけど。
私は二宮くんにはアイドルでいて欲しいなと思っているので、結婚したって二宮くんがアイドルしてくれると良いなと思います。
「二宮くんから結婚についてもう少し言葉が欲しい」
と思っていたけど、この先なんの言葉ももらえなさそうですね。
別に今回だけじゃなくて、二宮くんのファンをやっていると釈然としないことはたくさんあった。待てども待てども説明はなく、ただこちらが忘れることを待たれているような時間が沢山あった。
アイドルがファンを釈然とさせるのはあくまでオプション、サービスであって、
アイドルはファンを釈然とさせるために生きているわけではないんだな、と思う。
納得させてくれ、というのは「ファンとして求めていい」ラインを超えているんでしょうね。
でも、「触れない」「説明しない」ことによるメッセージは受け取ったつもりです。今回の件について「真実」「本当にあったこと」「今どう思っているのか」は何も重要じゃないんだ。ファンが知るべきことじゃないんだ。二宮くんにとって、ファンを納得させようとするよりも、説明しないでいることの方が大事なんだ。詳細は、ファンに知らせるべき情報ではないと思ってるんだ。私はそういう風に受け取りました。
それが良い悪いは置いておいて、二宮くんがそう考えているのなら私たちは「これから先も知るつもりはない」「詮索しない」ことを示すべきなのかなあと思います。そりゃ私だって色々聞きたいことはある。でも、説明することもできた環境下で一切説明しなかった二宮くんの考え方を、その裏にあるなんらかの意図を、尊重したいなあとも思うのです。
「何を考えているのか知らないでいてあげたい」なんて、すごく矛盾したファンだなあと思う。「何を考えているか知らないでいて欲しい」なんて、究極のワガママだなあと思う。特に二宮ファンなんて彼の言葉から彼の考え方を紐解くことを日々の楽しみとして生きているタイプが多いのに、苦しい決断をさせるよなあと思う。
そういうことなのだと思ったら、急に火がつきました。
やってやろうじゃないの。探りたがりの二宮担が、あなたの結婚については何も知ろうとしないであげようじゃないの。あなたが戸惑うくらい、なんの関心も示さないでいてあげようじゃないの。あなたの想像より遥かに、知ろうとしないでいるファンでいてあげようじゃないの。
私は、「不可能」ではなく「自らの意思」で、あなたの結婚について何も知らないでいることにしよう。
少なくとも、「二宮くんが結婚しても変わらずに、5人は同じ方向を向いて、嵐を全うしてくれる」ということは痛いほど伝わりました。
SNSの更新や、コンサートレポからびしばしと。
それが分かれば、私は生きていける気がする。相も変わらずあなたは嵐を愛し、嵐に愛されているのなら、私はあなたを応援できると思う。後のことは、こちらの向き合い方次第だ。
そちらの出方として私が求めていたのは「あなたがアイドルでい続けてくれること」「あなたが嵐でい続けてくれること」「嵐は何も変わらないこと」だけだったのだと思う。
個人的に匂わせに怒りが湧かなかった理由を考えてたんですが、その一つに、「私が二宮くんを“恋人にしたい”相手として見ていない」こともあると思う。
結婚相手はファンの上位互換ですか???恋愛し、結ばれることがファンのゴールですか???
違う。少なくとも嵐に於いてはそれは違う。
それはもうずっと、嵐が教えて来てくれた。恋人でも結婚相手でもなく、「ファン」でないと見られない景色がたくさんある。そんな景色をたくさん用意してもらっている。
私たちは「ファンだから」嵐にこんなに幸せにしてもらっているんだ。
ファンと結婚相手じゃ役割も立ち位置も圧倒的に違う。被るところなんてない。私たちは嵐のファンなのだから、嵐のファンを全うすべきだ。嵐が嵐を全うするように。
彼女や妻と同じように愛されたいわけじゃない。私は嵐ファンとして、「ファンしか味わえない幸せ」を享受したいんだ。
匂わせはアイドルの妻失格?ということも考えていた。ずっと。私なりに考えた結論が出たので書いてみます。
まず、これから先する手段がないのだし、今現時点の彼女に責められるべき言動はない。何年前のことに怒っているのか。彼女は当時見ず知らずの大勢に非難され、仕事も失った。彼女が受ける制裁はそれだけで十分ではないか、と思う。
次に、有料ブログまでわざわざ覗きに行って拡散して寄ってたかって責めあげたファンも十二分に酷い。匂わせがアイドルの恋人失格なら、その匂わせを気付いていなかったファンにまで拡散するのはアイドルのファン失格だ。
どちらも、夢を見ているファンの夢をぶち壊しに行っている点で一緒だ。しかも、拡散していたファンはなんの罰も受けていない。むしろ甘えが許されているのはファンの方だ。
最後に。一度過ちを犯した人は許されてはいけないのだろうか?一生幸せになってはいけないのか?
この問いは突き詰めると宗教とかまで行くからあんまりこの記事で深掘りしたくはないんだけど、私個人の考えとしては「今、過去の過ちを悔い、自分を戒めて生きていくのならその人はこの先幸せになる権利がある」と思います。
悔いているかどうかは世間にアピールするもんじゃないからこちらが憶測するしかないけど、二宮和也が妻として選んだ人なら、そこは間違い無いだろうと信じています。お相手のことは何も知らないけど、二宮和也のことは信頼しています。私は彼のファンなんだもの。
だから、2人は幸せを掴み取っていい存在だと思う。いや、たかが1人のファンが何様だよって思うけど。私の許しなんて彼らの生き様になんの影響力もないけど。
でも、私が彼らを祝福するために、私の許しが必要だった。私は今「2人は幸せを掴み取っていい存在だ」と言うことで2人を許しているのではなく、私を許しているのです。「私はあの人たちを祝福していいんだよ」と許している。
この、どんな立場でものを言ってるんだと言うべきワガママな許しが、私が二宮和也の結婚を祝うまでの過程で最も大きな壁であり、絶対に必要なものでした。
そうか、私は彼の結婚を祝っていいんだ。
結婚、おめでとう。
これが、私の今の素直な心境です。
何年後かにはまた変わっているかもしれないけど。他のメンバーには全然違う感情を抱くかもしれないけど。
少なくとも今はこう思っています。
ようやく心の整理がつきました。遅くなってごめんね。
二宮くん、結婚おめでとう。
明日から、また嵐の曲が聴けそうです。
発表後一曲目はなんの曲にしようかな。